算命学で何が分かるの?十大主星の種類・性質

タンタン

算命学って、数字が関係するの?

目次

人体星図

算命学は統計学ではなく分類学です。
人の宿命を精神世界現実世界に分類して読み解いていきます。

十大主星は、精神世界を読み解くもので
物事の捉え方や考え方など
主に性格的な部分を捉えることができます。

十大主星は人体星図(ピンクの部分)
というものに出てきます。

ピンクのところ  十大主星
みどりのところ 十二大従星

十大主星の種類・性質

十大主星は性格を捉えることの他に、人間関係を見ていくこともできます。

例えば、
どんな人と結婚すると良いのか、
どんな部下を持ちやすいのかなどです。

また、
上司から厳しく育てられるのか、
友達から刺激を受けやすいのかなど関係性の質も見ていくことができます。

更に、
関係性の質が自然の法則と一致しているのかもわかります。

例えば、
目上との関係は、自然の法則では
目上から厳しくされ刺激を受けることで成長することができ、
やがては目上を乗り越える力をつけることができるという姿が自然となります。

ところが、
自然の法則に反して上司から甘やかされがちな人もいるわけです。

そういう人は自分が成長するには
その人に合った適切な機会が少なくなり、成長の機会がなくなってしまいます。

そういった人間関係における自分の傾向をさっくり把握した上で、
より良くするための方法を読み解くこともできるのです。

五行十大主星性格


 守備
貫索星イメージ 兄弟
自分を守る力が信念の強さや独立心、自我へと繋がっていきます。
守りが強いため変化は少なくマイペースで人生を進みます。
ポキリと折れやすいところがあります。

(陰)
守備
石門星イメージ 弟妹
集団を守る力が社交性や協調性となり仲間を作ることが得意です。
やわらかな印象となりますが実は内面には強さを秘めています。

(陽)
伝達
鳳閣星イメージ 男の子
思ったことをストレートに話します。
自然体で無理をせず、食べることも大好きです。
楽天家で未来に不安を抱きません。
忍耐力があまりありません。

(陰)
伝達
調舒星イメージ 女の子
入れた情報を自分なりのセンスで表現していきます。
感性が鋭く、ストイックな面があります。
一人の時間を大切にします。
短気な面があります。

(陽)
引力
禄存星イメージ 父・愛人
愛情豊かで、様々なものを引きつけ循環させていきます。
人の中心にいることで輝くため引きこもっていると良さが出ません。
要領よく逃げるところがあります。

(陰)
引力
司禄星イメージ 妻
何事も少しずつ積み重ねていきます。
知識もお金も物も、集めるのが得意。
身内に対する愛情が強く平和的で用心深さがあります。
テンポがスローです。

(陽)
攻撃
車騎星イメージ 偏父
攻撃力は行動力に繋がり、考えるよりも先に動き出します。
動きながら考えて同じ失敗はしません。
短気さもありますが素直で正直なため顔に出やすいです。

(陰)
攻撃
牽牛星イメージ 父
一人では闘わず知的な闘いとなります。
自分の実力や役割を心得ていて、責任感・プライドを持っています。
格式を重んじるところがあります。
デリケートすぎるところがあります。

(陽)
習得
龍高星イメージ 偏母
未知の世界を知りたがり好奇心を満たすために動き回ります。
知るために忍耐力も発揮します。
知識を実生活に活かすことができます。

強引なところがあります。

(陰)
習得
玉堂星イメージ 母
1つのことをじっくり学びます。
正しく伝統的な知識を好み、狭く深く専門的に学ぶのが得意です。
常識的であり、品もあります。

潔癖なところがあります。
十大主星の種類・性質

上記に書いた十大主星の特徴は、持っている星によっては
真逆の性質に感じるものもあります。

例えば、
楽天家の鳳閣星とストイックな調舒星は、相反する特徴とも言えるでしょう。

その場合には、
自分は両方の面を持っていると思って下さい。

算命学では
「人間は矛盾がないと生まれてこない」と語られています。

矛盾があるからこそぶつかり合いが生まれ、魂に磨きがかかるのです。

また、星の意味合いには、裏・表どころか、
側面も上面も底の面も…立体的に考える事ができます。

例えば、
車騎星の「攻撃本能」という言葉は、余り聞こえが良くありません。

しかし守ってばかりでは前に進む事ができないのですから、
悪い意味にばかりに取らないで下さい。

エネルギーの使う道、使う向きを
柔軟に捉えていってほしいと思います。

目上の場所のある星が貫索星ならば、
貫索星のような上司が、自分には合っていることになります。

上司が実際に貫索星を持っていれば良いですが、
もし貫索星を持っていなくても貫索星っぽくない人でも、
現在の上司の中に貫索星に近い部分を見出すだけでも
自分に対する影響度合いが違います。

算命学では
「精神が現実を連れてくる」と考えられています。

実際にそうでなくても、自分がどう思うかによって
つくられる現実が違ってくるのです。

人は変えられない、変えられるのは自分だけです。

現実的には補えないものを精神的に補うために活用できるのも
算命学です。

是非、算命学の知恵を人生に役立ててみて下さい。

十大主星が複数あったら

いい加減が好い加減とはよく言ったもので、行き過ぎはよくないけど、
特徴が強いというのは、いいことも悪いこともあるわけです。

じゃあ、その星が複数あったらどうかなーということで、
少し耳の痛いこともあるかもしれませんが、見ていきたいと思います。

貫索星

×2
視野が狭い 感謝が少なめ

×3
一見柔らかいが、中身はかなり頑固

石門星

×2
社交性が徐々になくなり晩年孤独に

×3
頑固・執着心が強く諦めない。人を受け入れず孤立することあり

鳳閣星

×2 
何事も冷静

×3 
世の常識にとらわれない。クール。

調舒星

×2
切り替え上手。完璧主義。美意識が高い。

×3
市井の聖人・高尚な性格

禄存星

×2
自信過剰 権力欲が増す

×3
お節介すぎる傾向あり

司禄星

×2
世渡り上手・機転が利く

×3
頭の回転が速い。同時に多数のことができる。世渡り上手。

車騎星

×2
デリケートになる 守りに入ると神経過敏になる

×3
感性人間 先見の明がある 既存体制に反発しがち

牽牛星

×2
責任感過剰 孤立しやすい 特別意識を持つ

×3
自尊心と自負心が強すぎると周囲と融和しにくくなる

龍高星

×2
動乱を好む 放浪孤独を楽しむ

×3
安住・安穏を放棄することで才能発揮 有事に強い

◆玉堂星◆

×2
特定の師を持つ 海外に縁がある

×3
玉堂星っぽさが強まる 祖国を離れることで交友が深まる

例えば、「執着が強い」というのも、方向性によっては何かを成し遂げる原動力にもなる。
星の使い方。
上手に使っていきたい。

なつみかん

算命学は、人類の叡智。うまく使ってナイスな人生を!

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