申込と行き方
もう、今や 大大大人気の銀ちゃんこと 山納銀之輔さん。
銀ちゃんのワークショップやボランティアなどに行きたくても、募集の投稿が出た瞬間にいっぱいになってしまっているようで、行きたくてもいけないくらい人気になっていました。
それがラッキーなことに、先日の 市村よしなり。さんの プチサバイバルリトリートに参加した人が優先的に、よしなりさん主催で銀ちゃんから教えていただけるツアーに応募ができたのです！
それが、なんと １２月２８日（土）２９日（日）の年末休みの真っただ中。
この機会を逃したら銀ちゃんには二度と会えないかもしれないと思い、どんなに高くても行こうと決心したのですが、びっくりしたのが飛行機代の高さ。
やっぱり Ｐｅａｃｈ が安いんだけれども、名古屋ー石垣 が就航しなくなってしまってました。それで、ＪＡＬで２８日の午前に到着する便を調べると、なんと ７万円超え！
えーーーー！まあ、１２月最後の土曜日の午前中。そりゃあ、みんな乗りたい便です。高いのは分かりますが。
し、しかし 😢
そこで考えたのが、関空経由。Ｐｅａｃｈでも３万８千円くらいしました。
朝が早いので、関空近くのホテルで前泊して１万円。名古屋から近鉄などを使って、前泊のホテルまで５千円。
無職で誰より時間だけある私は、こちらの方を選択しました。
関空付近で前泊
大阪まで急ぐ人っていうか、普通の人は新幹線を使うと思うんだけど、私は時間がある無職さん。
まず、金券ショップで、近鉄の株主優待チケットを購入。１２月末の期限ギリギリのため２０００円と普段より安い。
近鉄名古屋から鶴橋まで、通常運賃だと ２８６０円。８６０円お得になります。
新幹線だと１時間が、２時間かかるけどね。そこは食事を楽しみつつ。
近鉄名古屋の自動販売機には、こんなのがありました。他で見たことないけど、関西では普通なのかな？
鶴橋からＪＲで、一旦関西空港まで行ってみることにしました。
というのも、早朝７時１０分のフライトのため、朝あんまり時間がないような気がする。乗り場とか確認しておこう。
そして、行ってみてよかった。Ｐｅａｃｈは、第２ターミナルでバスで移動しなきゃいけなかった！知らなかったら焦ってたかも。乗り場も確認してＯＫ。
さあ、ホテルに向かおう。関西空港駅の１こ手前の、りんくうタウン駅へ。
駅でご飯食べようかな、どうしようかな。でも、思ったより静かな駅。っていうか何もない！！！💦
じゃあホテル付近で考えるか。ということで、ハタゴイン関西空港へ。
駅から徒歩７分って書いてあるけど、この日はとにかく寒くて寒くて。北風が😢。果てしなく遠く感じます。
そして、道中もホテルの近くも飲食店なし。会社が多いのかなあ。ご飯がみんな困るのか、コンビニはたくさんありました。
あったかい物が食べたいから、絶対にコンビニじゃなくてお店でと思ったけど、あきらめました。
隣のコンビニで、宮崎ではまったチキン南蛮を買ってチェックインしました。
ハタゴイン関西空港は、なんと大浴場があるんですね。期待してなかったので、すごくすごく嬉しかった。
そして、こんな素敵な銭湯絵が飾られていました。
銭湯絵師はもう、日本に３人だけになってしまったんですね。唯一の女性銭湯絵師 田中みずきさんの絵らしいです。
すごく清潔ですてきなお風呂。ハタゴイン関西空港さん、とっても気に入りました。
次に関空で前泊するときもここだな。
ゆっくりお風呂であったまった後は、明日に備えて４時に目覚ましセット。おやすみなさい。
１日目 絵本の村見学 ＆ バーベキュー ＆ テント泊
緊張しすぎて２時に起きてしまった。また寝ると寝坊しそうで、起きていることに。
５時に出発しても、余裕の時間。何やってんだか。
無人のフロントでチェックアウトし、関西空港へ向かいます。昨日の下見のお陰で、無事第２ターミナルへ到着。保安検査もそんなに混んでなくて、６時には出発ゲートに到着してしまいました。
さすがに人も少ないですね。
さあ出発！
無事に石垣島に到着、と思ったら、まさかの出発と到着でトラブル発生。
出発の時には、直前に搭乗するお客さんが体調不良でその対応に追われていたとか。来ないから待ってたら、とかそんな感じなのかなあ。直前でトイレから出られなくなっちゃったのかなあとか想像を膨らませてしまいました。
そして到着時には、着陸のやりなおし。気流が不安定だったからとか。
後から知りましたが、韓国の飛行機が着陸の時に事故があり、大勢の方が亡くなりました。もう何回やりなおしてもらっても構いません。安全第一で運行してくださってて感謝しかありません。
集合時間は、１２時３０分
２時間くらい時間があったので、石垣牛カレーを食しながら待つことにしました。
すると、なんと、軽井沢のリトリートで一緒に参加された方が声をかけてくれたんです！きゃー、知ってる顔があると本当に心強い。
もう一人で初めてのイベントに参加するのは大丈夫だって思いたいけど、やっぱりそれなりに緊張するんだなー。だから、「参加されてたんですね！」の声掛けがほんと、嬉しい。
そして、点呼を取っていると、なんと銀ちゃんも空港まで来てくれました。絵本の村に行ったら会えると思っていたので、とっても嬉しい。
銀ちゃんのリアルでの第一印象は、きっとパワーは日本一大きいと思うんだけど、目立つわけではなく、山のようにそこにいてくれる感じがします。
さあ、バスに乗って１時間くらいで絵本の村へ到着です。
まずは見学。
お話を聞いてて一番心に残ったのは、「確認申請との闘い」。法律との闘い ということ。
何かあるたびに法律の規制が厳しくなっていく。耐震基準もそうだし、製造物責任法？みたいなのも？
私はいつも思うんです。新しくて素敵な建物が建ってて素敵なインテリアなのに、張り紙やＰＬ法でしないといけない表示がくっついている。
建築家さん、悲しくないのかなって。
「非常口」とかあったりね。人の命が大切なのはわかるけどさ、ちょっと過剰すぎない？
絵本の村は、法律と理想とをなんとか折り合いを付けながら、知恵を使い理想の建物をみんなで楽しく作っている最中でした。
そして、漆喰塗りの体験をしました。
ここでもまた感動したのが、漆喰の配合です。銀ちゃんはすごいことをさらっと言ってるんだけど、銀ちゃんの配合するこの漆喰は、素人でも修正しやすくするためにアマニ油とか入れて固まりにくく、なおかつポタポタ垂れにくいかたさになっているから、本当に塗りやすかった。
今は銀ちゃんが忙しくて、漆喰の配合までしている時間がないらしく、購入が難しいみたいです。
私は、同じ愛知県のコダマプロジェクトさんの この コダマ漆喰 ヒノキのおが屑を入れた 自然素材 漆喰 を使って、キッチンのカウンター下を塗りました。
記事は こちら です。
フォースター規制対象外の安全な素材で、素敵な漆喰です。ただ、固まりやすくて、上手な職人さんが塗ると素晴らしくなると思うのですが、初めて塗る私のレベルは、「味のある壁」になりました。
それはそれで気に入っているのですが、きれいにも塗りたいと思うと、銀ちゃん配合のものが塗りやすいのかなあと思いますね。
またバスに乗ってキャンプ場に移動して、バーベキューとキャンプファイヤーです。
ほとんど写真が撮れませんでした💦
この日は、銀ちゃんが来てからの６年間で一番寒い日だったみたい。
寒さ対策が大変だったけど、忘れない一日になりました。
２日目 呼吸法 ＆ エコビレッジの作り方ワークショップ
２日目は、こんな素敵な海岸で、銀ちゃんの呼吸法を教えてもらいました。
私のトーラスが整うには、５６日毎日この呼吸をする必要があるみたいですが、逆に、やれば整うんだー！やったー！と思いました。
そして海岸でゴミ拾い。日本語じゃないゴミがたくさん流れ着いています。海流の関係でしかたないんだろうけど、なんとかならないものかと思いながら、自分ができる範囲のことをしてきました。
それから、よしなりさんの雑草採取のワークのあと、銀ちゃんがパスタを作ってくれました。
雑草ジェノベーゼです。野菜がなくても生きていけるよ、私。
急いでテントとか片付けて、次の会場へバスで移動です。
こちらで、銀ちゃんから「エコビレッジの作り方」のお話を聞きました。資料は公開不可なので、私が「これだ！」と思ったことだけ記録で残します。
それは、竹小舞 という技術。
こちら をお借りします。
銀ちゃん曰く、習えば誰でもできて、竹なので一番強い と。
今の最適解って、住み手がいなくて次々に売りに出される在来工法の木造住宅を安く買い、自分で竹小舞で壁をつくるってことなんじゃないかと思う。
住宅ローンを組んで新築住宅を建てる前に選択肢として考えませんか？ってことですよね。
銀ちゃんが「時間がない」って言ってたこと、食べ物のこともそうだけど、空き家が投機商品として外国人で買い占められる前に日本人で買って、自分で壁作って自分でメンテナンスして、ノーローンで一生すごしてもらうためには、今だってことなんだと思いました。
建っている家なら、建築確認申請も関係なし。ほんと頭いいです。
「竹小舞」で検索してみると、色んな所でワークショップをしています。
できれば銀ちゃんのワークショップがいいんだけど、タイミングもあるので、他のも探してみよう。
実家の木条住宅の耐震基準が気になっていたけど、スケルトンにして竹小舞にすれば問題なしだって分かりました。
実家か、どこかの在来工法のお家を手に入れて、竹小舞の壁を作るぞ～
私の新たな夢ができました。
あっという間の２日間。
石垣空港から、今度は中部国際空港まで、なんと ＪＡＬで帰ります。
需要と反対の便のせいか、１万円ととっても安かった。
自分の中では、うまく調整できたかな。
銀ちゃんについて
私は人見知りも激しく、積極的にお話はできなかったけど、遠くから、「銀ちゃんってどんな人？」って見ていました。
最近の動画での大活躍から、どんなイケイケな人かと思っていたけど、そうじゃなかった。
もちろん底知れぬパワーは想像を絶するものがあるのだろうけど、行動としては、遠くから全体を大きな目で見てくれていて、口はそんなに出さないんだけど、足りないところや滞っていることがあったらさりげなく声をかける。結果としてみんながうまくいく。
そんな印象を持ちました。
ちょっと私が尊敬する友人に似たところがある、大きな大きな人でした。
私もそんな人になりたいな。こちらも一生かかっての目標です。
銀ちゃんの近くに行くと人生が変わってしまうってご本人も言ってたけど、私は、「銀ちゃんみたいに自由奔放に生きよう！」とかそういうふうには思わずに、生き方自体を考えさせられるような２日間でした。
そういう意味では人生が少しずつ変わっていくかもしれないな。
主催者のよしなりさんや事務局の方、絵本の村の方々、一緒に参加された仲間の皆さんに感謝です。
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