姑を断捨離

かれこれ半年くらいになる、姑の家の断捨離。

ある程度すすみ、明らかに景色が変わったある日、姑が奇跡の言葉を発した。

〇〇さん(ご近所さん)の家に最近あげてもらったらめちゃくちゃきれいだった。なんか悔しくなってきたからうちもきれいにしたい。なつみかんさん、今度はいつ来れる?と。

えーーーー?なにーーーー?

〇〇さんは、もうずっとご近所さんで、何十年も付き合っているのに初めて家にあげてもらったのがこのタイミングと言う奇跡。

そして〇〇さんも姑の家にあがりたがるのだけど、汚いから断っていたと。

きれいにしてく入れる人がいるうちにやってもらおうと思ったと。

へーーーー、人のモチベーションって、様々なんだな。そういえば、うちの姑はとにかくご近所さんへのコンプレックスが強く、あの人は私を低く見ているとか言う。

そこ、スイッチだったな。

じゃあ、この家で一番広いリビングも思い切って模様替えして、お客さんを招けるような配置にしよう。二人で相談しながら、今まで配置の関係でとても狭くて分断されていたリビングも一気に広くなり、快適になった。

何で今までこうしなかったんだろう?

とにかく私は頑張りました。本棚の雑誌や取扱説明書も、1個1個姑に聞きいるいらないを分別し、売れるもの、捨てるもの、棚に戻すものを分けて、なんとか収納と言う制限の中に押し込んだの。

ほんとに達成感と言うか、「みんな見て見て~」

子供たち(姑から見たら孫)にも、「おばあちゃんち見に行ってあげて」とノリノリの私。

ところが、大どんでん返しが。。。。

夫が姑の家に行ったら、「なつみかんさんが勝手にやった。私はこんなふうにしたくなかったのに」と。

どんどんやっちゃうから、と。

確かに、これ捨てても分かんないだろうなと思って捨てたのがばれて、火傷することもあった。

けど、家具の移動なんて言うのは、二人で相談しながらやったし、何なら夫の弟が「いいじゃんいいじゃん」って言ってくれてたよと、姑。

夫曰く、とにかく「ナツミカンサンガー、ナツミカンサンガー(アベガー風に言ってみました)」ってしきりに言ってたらしい。

もう一体何なの?

姑の入院中は、お見舞いに行くと、「あれ買ってきて」「これが足りない」と言うので自腹で購入したり

一人暮らしじゃあたまには鍋でもやりたかろうと材料を買って一緒にやったり

家中拭き掃除したり

なつみかんさん 結構頑張ったんですけどね。

天将星の莫大なエネルギーが負の方向に向かうとこうなるか💦

とにかくとにかく、人に対してネガティブ。欠点ばっかに目が行く。

ある時姑と歩いていたら、ご近所さんに会い、挨拶したらごくごく普通に挨拶してくれた

すると姑、「あの人私が挨拶してもしないんだよ」と

ん?それ聞くの、何人目?うちの母親のこともそう言ってなかった?

あのね、それ、挨拶したって認識されてなんだよ、そもそも。

普通に挨拶してくれましたけどねえ。

とにかく、もう付き合っちゃいけない人だって分かった。

「もう二度とお手伝いには来ません」

そういうつもり。姑を断捨離。

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