十二支位相法表
十二支位相法は、下の表から出します
位相法の種類
- 三合会局(さんごうかいきょく)
- 半会(はんかい)
- 支合(しごう)
- 方三位(ほうさんい)
- 対冲(たいちゅう)
- 害(がい)
- 刑(けい)
- 破(は)
「合法」は・・・三合会局・半会・支合・方三位
「散法」は・・・対冲・害・刑・破
三合会局
つぎの4種類です。おぼえかたも!
申・子・辰 さるこたつ
寅・午・戌 とらうまいぬ
巳・酉・丑 みどりうし
亥・卯・未 いうひつじ
ちなみに五行変化するよ!!
申・子・辰 →水性に変化
寅・午・戌 →火性に変化
巳・酉・丑 →金性に変化
亥・卯・未 →木性に変化
どの五行に変化するかは、真ん中の十二支に着目しよう!!(真ん中の十二支は四正です)
※四正とは:蔵干(二十八元)に1つしか十干を持たない十二支
三合会局は
- スケールが大きい
- 考え方や人生観等の幅がめちゃ広い
- 行動の幅もめちゃ広い
- 広大な異次元融合(自分と関わりのない人・世界と関われる)
みたいな意味があります!
半会
三合会局が半分になった、という考え方!!
子・辰
子・申
申・辰
(水性に変化)
午・寅
午・戌
寅・戌
(火性に変化)
酉・丑
酉・巳
巳・丑
(金性に変化)
卯・未
卯・亥
亥・未
(木性に変化)
半会は三合会局とほぼ同じ意味ですが、出方が半分くらいになります。
また、年・月・日のどの柱の十二支が半会となるかで、出方がちょっと変わってきます。
・月柱と年柱が半会
大きな前進力を持つ。
未来を作る時に、異なる世界との関わりが出てくる。
・月柱と日柱が半会
結果、成果といった「まとめ」に対して、広がり・膨らみ・異なる世界との関わりが出る。
・年柱と日柱が半会
自分が関わらない始まりと終わり。現実離れした広がり・異次元融合。始まったらすぐ終わるとか、大きく広がるとか。
良し悪しが分かれる。
支合・対冲・害・刑も、どの柱で位相法が成立するかで、意味合いに深みが加わります。
年柱(東):未来・前進
月柱(中央):現在・方法・手段
日柱(西):結果・まとめ・後退
支合
支合は「同次元融合」!! 精神と現実が相反さない。
つまり「やりたいこと・好きなことはやるけど、やりたくないこと・好きじゃないことはやらない」
だから支合ある人は確実で堅実主義です。
支合は次の6種類
子・丑 ねうしのしごう → 水性に変化
亥・寅 いとらのしごう → 木性に変化
卯・戌 ういぬのしごう → 主に土性(命式の偏りの多い五行に従う)
辰・酉 たつとりのしごう → 主に土性(命式の偏りの多い五行に従う)
巳・申 みさるのしごう → 金性に変化
午・未 うまひつじのしごう → 火性に変化
方三位
方三位は4種!各方角(季節)の組み合わせです。
寅・卯・辰 → 東方(春)守りが強くなる
巳・午・未 → 南方(夏)伝達・表現が強くなる
申・酉・戌 → 西方(秋)行動・攻撃が強くなる
亥・子・丑 → 北方(冬)習得が強くなる
対冲
子・午(正の対冲)
丑・未(庫の対冲)
寅・申(勢の対冲)
卯・酉(正の対冲)
辰・戌(庫の対冲)
巳・亥(勢の対冲)
対冲は十二支を時計のように、円に当てはめたときに、正反対の位置に来る十二支の組み合わせ。
必ず相剋関係になります。
(正反対の季節になるよ)
(土性は土性同士でペアになるよ!)
対冲は「反発」「衝突」のペアです。
ということは広がる・まとまるのではなくて、分解・分裂、細かくなるということ。
そして同次元分裂です。
異なる世界で分裂・破壊ではなく、同じ世界でのぶつかり合い。
現実的な出方としては、
- 四正の対冲 激しいぶつかり合い
- 四勢の対冲 突発的で大きい作用
- 四庫の対冲 作用は長引く傾向
害
子・未 ねひつじのがい
寅・巳 とらみのがい
午・丑 うまうしのがい
亥・申 いさるのがい
卯・辰 うたつのがい
酉・戌 とりいぬのがい
害は「支合」を切る組み合わせなので、「精神と現実の不一致(アンバランス)」が主な意味になります。
これは「心と肉体のアンバランス」とも言い換えられるので、
現実的には
- 心で思っていることと現実の行動がちぐはぐになりやすい
- ストレスたまりやすい
- 自分と異なる人や物事が気になる
みたいな出方になりやすい。
ストレスたまりまくりすぎると「病気」という方向に出る場合があります。
刑
刑は11個
旺気刑 他人との争い
子・卯
庫気刑(丑・戌・未) 目上との争い
丑・戌
戌・未
未・丑
生貴刑(寅・巳・申) 目下との争い
寅・巳
巳・申
申・寅
自刑 身内との争い
亥・亥
午・午
酉・酉
辰・辰
破
破は6種類
丑・辰
卯・午
子・酉
未・戌
破は、他の散法(対冲・害・刑)がある時に効力が出るので、
合法しか宿命にない場合は気にしなくていい。
対冲・害・刑が宿命にある場合、その位相法を後押しするのが破。
まとめ
位相法が重なる組み合わせ
丑・未・・・対冲と刑
巳・寅・・・害と刑
申・寅・・・対冲と刑
巳・申・・・支合と刑
戌・未・・・刑と破
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